アナウンス技術
だけではない
「話し方」と向き合う奥深さ

ローカル局に入社予定

本田 彩心 さん

受講クラス:基礎科・応用科

アナウンサーを目指したきっかけは?

小学生の頃、放送委員会に入りました。「声がきれいだね」と校長先生に褒められたことで、「話す」ことに興味を持ちました。自分が普段何気なくやっていることで褒められたことがうれしかったことを覚えています。「人に楽しんでもらえる放送がしたい」と思い、アンケートを取って、自ら企画を考えて放送していました。自分がやりたい放送ではなく、他の人が聞きたいと思う放送を!との思いで取り組んでいました。みんなから「楽しかった」という反応をもらえると純粋にうれしかった記憶があります。それが原点ですね。

KSB FM香川アナウンススクールを選んだ理由は何ですか?

アナウンススクールを探している時に、検索してHPが目にとまりました。自分の生活圏内で学んでみたいと思っていたので、自分にピッタリでした。何より「一生使える話し方を学ぶ」というキャッチフレーズに惹かれました。アナウンス技術だけではなく、「話し方」にフォーカスしているところに魅力を感じ、料金的にも約4ヶ月で学ぶのであれば、自分にとって投資できる金額だなと感じ、申し込みました。

スクールには色んな年代の方がいらっしゃると思うのですが、学んでみていかがでしたか?

アナウンス技術を学ぶつもりで申し込んだのですが…、それよりも幅広い意味で「話し方」を学ぶ機会に恵まれ、スクールに行くことが本当に楽しみでした。授業の内容だけではなく、様々な年代の皆さんと話すことで、得られたことも多かったと感じています。特に、目上の方が使う言い回しや表現がとても印象的でした。物事を伝える時、「誰も負の違和感を持たないような柔らかい表現」を使っていて、同世代の友人と話すだけでは得ることができない有意義な時間でした。「言葉を学びたい、話し方を学びたいと思っている人は、感度が高い人なんだ」と。

スクールで印象に残っていること、印象的なカリキュラムは何ですか?

一番印象的なカリキュラムは、「プレゼンテーション」です。アナウンサーになりたい人だけではなく、面接や人前に立ってアピールする時など、色んな場面で活用することができる内容だと感じました。
「与えられた時間の中で、何を伝えるのか。」それを研ぎ澄ませていく授業でした。
「表面上の事柄よりも自分が感じたことを伝える、それが一番伝えなければならない大事なこと。」自分のプレゼンしたい内容を講師に掘り下げてもらい、自分の気持ちや感情にフォーカスする、「それを伝える」ということが自分の中でも腹落ち出来たカリキュラムでした。授業で身につけたプレゼン力が、就職面接でも活かされたと感じています。

本田さんにとって「話す」とは?

性格が異なるように、話し方も人それぞれ違って、例えば、「全てを丁寧に話してくれる人」や「必要な情報のみ話す人」何通りもあると思います。私は会話の中で誤解が生まれていないか心配してしまう性格なので、話は長い方だったと思います。しかし、「端的に分かりやすく」話をされている方に惹かれて、「自分の伝えたいことを話す」のでなく、「相手に伝えるために話す」ことを意識するようになりました。話すことは人と関わる上で不可欠なものでありながら、自分の性格や魅力を表現できて更に、相手の心も動かすことができる“最高の武器”だと思っています。

「話し方を学びたい」と思っている方にメッセージを!

来て損はないと思います!!!
スクールに通って感じたことは、「講師から教えてもらう知識やスキルは一生もの」だと言うことです。
ふと自分から出てくる言葉やフレーズから、自分の成長を日々感じています。スクールに入る前とは、明らかに自分が変わったことを実感しています。
そして、普段生活しているだけでは、話すことができないような人と会話をすることができる、これも魅力です。異なる経験を持っている受講生の方々からフィードバックを得られたことも、自分のスキルアップに役立ちました。
人によって見ているポイントが全く違うので、異なる視点から、意見を聞くことが出来る。この体験は、アナウンサーとして人前に出る時にも活かせると思っています。視聴者は、色んな方がいらっしゃるので、それを疑似体験できている感覚に近いですね。